一年翼完成!

あ、どうも、はじめまして、29代主翼のPK16と申します。8月26日以来、ブログ上では動きがなかった主翼パート。何もやっていなかったワケではないのですが、外からは何もやっていないように見える。そんな状況にとうとう痺れをきらしたパーリーは私ことPK16にブログの記事を書くように指示しました。

何故パーリーが未だ知識も経験ももたない私に指示したかどうかは皆目不明ですが、とりあえず「先輩に言われたのではやるしかない。」と今この記事を書いております。


もちろん上の事項は本題ではありません。本題は9月末から10月中旬までに製作をした「12式内翼改(ひとふたしきないよくかい)」通称1年翼についてです。

主翼パートでは毎年、1年生の技術を磨くべく試作の翼を1年生のみで製作します。

これを1年翼と呼称し、夏休みの末から日本女子大学の学園祭、目白祭までの

期間に製作する習わしとなっています。

そして今年も製作しました…

製作中に、ひ弱で経験もない阿呆な1年生どもがどんな目にあったか

(たとえば2コマ続きのドイツ語の時間に後縁材の肉抜き設計を行った件、また毎晩10時まで作業に献じて、その後の成績が大炎上した件など)をもったいぶって話したいところですが、残念ながら長くなりすぎるので、ここでは割愛します。(聞きたい方があれば、理工展で是非どうぞ。)

ともかくさまざまな苦労を経て、作業を開始すること20日。

我らが1年翼は無事?、ロールアウトしました。(どやっ)

さて今年の1年翼。設計担当者の強い個性の影響で、
WASAがこれまで製作してきた主翼とは大きくかけ離れたものとなりました。
・リブの肉抜きを行ったこと。
これはWASA全体で軽量化を目指す流れにのって、やってみましたのですが、
リブの強度が心配だったのでリブ厚を6mmから10mmにしました。
・リブ11本のうち4本をハーフリブにしました。
強い抗力を受ける前縁の強度を保ちつつ、後縁の重量を減らすということで採用しました。
WASAの翼としては6年ぶりのことです。
・後縁の肉抜きを夏試作内翼での円から、トラス肉抜きに変更しました。
先輩方から精度やミレファン(最後に翼に張る熱収縮フィルム)の張り方が汚いなどと言われ、
反省点も多いのですが、私は1年生が作った割にはなかなかのイケメン翼になったと思います。(キリッ!)
この1年翼、今週末に行われる早稲田大学西早稲田キャンパスで行われる学祭、理工展でも
展示されますので、どうかみなさんこのイケメン翼を見に来てください。
主翼パート一同、お待ちしております。
P.S.
ちなみに軽量化へ上記の努力がどうなったかというと…
理工展、主翼パートの模造紙発表のお楽しみということで…

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