OB報告会

いつもお世話になっております、30代の小塚です。

今日の詳細なスケジュールをお知らせします。

 

報告会スケジュール

13:00~13:10 代表挨拶

13:10~13:30 WASA活動停止に関しての説明

13:30~13:50  代表報告

13:50~14:10  設計報告

14:10~14:30  パイロット報告

14:30~14:50  電装報告

14:50~15:10 途中休憩

15:10~15:30 会計・PM報告

15:30~15:50 主翼班報告

15:50~16:10 尾翼班報告

16:10~16:30  フェアリング班報告

16:30~16:50 プロペラ班報告

16:50~17:10  駆動班報告

17:30       OB報告会終了

また予定していたUstream配信ですが機材の不都合が見つかりましたため中止し、後日録画した映像をHPにて公開いたします、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

プロペラ班作業報告

こんにちは,31代プロペラ班の大矢です.

たぶん2年ぶりのWASAプロペラ班のブログ更新となりますね.今回はローテンションでやっていきたいと思います.

プロペラ班では現在31代としては初のプロペラ製作を行っており,そのプロペラ2本とも積層が完了したところです.なんで初めてなのかとかは言わなくてもわかると思います.そして現在は表面処理を行っています.

そのプロペラの出来ですが,今のところあまりよろしくはないです.ワンブレードめに関しては組み立て・接着の段階でねじれが大きい部分はリブ間がガタガタでした.タービンブレードみたいになってました.

 

20140422_205736

 

今回はその原因と対策について書こうと思います.

まず1つ目の原因は,スタイロの切り出しが正方形でなかったこと

です.たぶんこれだけじゃよくわからないと思いますが,WASAのプロペラのリブはまず

910×910×50スタイロブロックから910×50×50のスタイロブロックを切り出すことから始まります.

次に以下の様なプロペラ図面が張り付いたマスターを切り出した面じゃない面(ようはいちばんキレイな面)にはっつけて図面通りにスタイロに線を引いて,台形定規で反対の面に向かって垂直に線を引いてそれを結んで線に合うように隣り合う番号のマスターを貼っつけてそれを熱線で切ってリブを作ってます。書いてて文章じゃとても分かりづらいなと思いました。簡潔に言うと線引きという作業がリブを作るためには必要なのです。図面

 

 

こんな手順で線を引いているのですが仮にスタイロが正方形じゃなかったら,つまり次の画像みたいになってたらどうなるか

スタイロ2

 

線引いた時に裏面がこうなります

スタイロ3

微妙に見える灰色の線が正方形で切り出せている時の線

青い線が台形切り出しになってしまった場合の線です。

このズレですがペラスパー付近ではそこまで大きくないですが大きいリブになればなるほど後縁でめっちゃずれます.

そもそもなんでスタイロが正方形に切れてないの?って話ですが,大きいスタイロブロックの端から5cm測ったところに点を打ってその点に長尺をあわせる.っていう切り方がとても精度悪かったようです.いままでたくさんの台形スタイロを量産していたようですね.

ダメなら変えればいいってことで,「910×50の板買ってきてスタイロの端にくっつけて切れば良くね」って考えがたまたま浮かび現PLに提案したところ採用されました.

精度,めちゃくちゃ上がりましたし,何より切り出しが楽になりました.一応これでスタイロ台形事件が解決です.

 

次の原因が「班内で線の引き方が統一されていなかった」ことです.

図面には4本の直線があるのですが,このどれに合わせれば良いという指導がちゃんと現2年生に行き渡っていませんでしたというか僕知りませんでした.

3本線引いて「3つ全部合わないな…」なんてことが何回もありましたがどうやら合わないらしいです.斜め線2本で合わせることが正解でした.たぶんこれがリブ間のズレの一番大きな原因です.対策として現PLが線引きのマニュアルを製作しました.

さて,以上の対策をしたあとの2本目のプロペラがこちらです.

20140509_180229 20140509_180249

一応2枚めが1番ズレてる部分の写真です。

1本目に比べてかなり綺麗になりました.タービンブレードなんかじゃない.

 

そして積層一本目.写真無いです.今年もフレーム土台に吊り下げながらの真空引き

 

終わったあと開封してみるとどうやらエポの硬化が不十分だとのご指摘を駆動さんから頂きました.いちおう硬化してるし・・・だいじょうぶだよね?・・・

どうやら硬化剤の量が足りなかった模様.積層の出来は人生一本目ですから察してください.

さて,2本目は一本目の教訓を活かして硬化剤を多めに投入しました.

結果としては1本目よりはちゃんと出来たと思います.

 

これからはパテ盛ってやすっての繰り返しの表面処理に入ります.春にパテ盛らないぜとか言ってましたが、パテ盛らざるを得ませんでした.今はガタガタなリブも綺麗になると願ってます.

 

以上プロペラ班の報告でした.

あと僕が来年度のパートリーダー(白目)になる

ことが確定しました.良いプロペラを作るために頑張って行きたいと思います.

最後に現在考えている改善案を少しだけお話しますと

①マスターをCNCまたはレーザーカッターで製作

②線引き廃止

マスターは僕が嫌いなだけです.あの作業ほんと嫌です.

そして線引き.線引きが誤差を生むなら線引きをなくせば良いって考えに辿り着き,その方法を思いつきました.今回は長くなってしまったのとまだ不確定な部分が多いのでここでは説明しませんが,夏休み中に試作した結果を秋の交流会資料でお披露目できたらいいなと思っています.楽しみにしててください.以上長文お読みいただきありがとうございました.

OB報告会のお知らせ

お久しぶりです、代表の小塚です。

ロールアウトまで1ヶ月をきり各班五月病患者を出しながらも作業を行っております。さてそんな中、遅くなりましたがOB報告会の連絡です。

開催予定日      2014年5月31日(土)

開催予定時間  13時~17時半頃

開催予定場所  早稲田大学西早稲田キャンパス57号館201教室

今年もUstream配信を行う予定です、多く方の参加をお持ちしております。

 

モーターグライダー体験搭乗

 

ブログをご覧のみなさん始めまして!

 

2014年度パイロットの秦野勇作と申します。

設計の松田がついに三面図を完成させてくれました。かっこいいですね!青焼きにして自分の部屋に飾りたいです。

 

 

さて今回は先日、千葉県野田市関宿滑空場にて、羽田航空少年団様、西東京航空少年団様合同開催のモーターグライダー体験搭乗会に参加させていただいた時のことをご紹介します

画像がありません
SEAGULL G109

 

今回乗せていただいたのはこちらSEAGULL G109 という機体。二人乗りのモーターグライダーです。午前は航空団の皆様の体験搭乗がありすでにこの日十数回の飛行をしています。少し風が吹いてきた午後3時ごろ自分の番がまわってきました。

 

わくわくしながらコックピットに乗り込むと意外と座席はゆったりとしていました。

 

 

 

3点式のベルトを締め、パイロットの方が離陸前の準備を行います。エンジンがかけられると振動が体中に伝わります。いよいよ離陸です。

 

(私、秦野 飛行機に乗るのは人生で3回目。多少怖かったのは誰にもいえない。)

 

 

 

滑走路をしばらく走った後、想像していたより力強く浮いたと思ったら、あっという間に車や家が小さくなっていきました。この間のパイロットさんは常に操縦桿やラダーを操作していました。その後右、左、右と大きくバンクして旋回。このときの“体の下に”広がる景色はとても気持ちが良かったです。(頭の中は松任谷由美さんの“ひこうき雲”)

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上空からの景色

 

とにかく気持ちがいい

空を飛ぶことに魅せられる人のほとんどが感じることだと思います。

 

 

 

15分ほどで地上に戻ったようですが自分にはとても短く感じました。

 

 

 

自分の後にチーフの小塚(我らのチーフも参加させていただきました)の離陸を見ていたところまぁ機体が流されること…

 

「小塚め さぞかし怖がっているだろう」

 

と黒い腹を抱えて笑おうとした瞬間

 

「また流されてるねー君のときもあのくらいだったよ」

 

……知らぬが仏。聞くは気の毒。見ぬ物清し。

 

全く気づきませんでした…

 

 

 

地上で生活している分には感じることがない“横にすべる”という感覚に慣れてないということが分かりました。試験飛行では適切にラダーを使い機体を壊さないようにしなければ。

 

参加させていただいた西東京少年航空団様、羽田航空団様そして関宿滑空場のみなさま貴重な体験をさせていただきありがとうございました。

 

 

 

秦野勇作

 

機体名決定&三面図完成報告

こんにちは、設計の松田です。

先日の機体名投票で14年度機体の名前が決定したのでこの場を借りてお知らせいたします。

厳正なる投票の結果今年度の機体名は「CUTTY SARK」に決定しました。設計者としては設計名を機体名にすることが出来て嬉しい限りです。

「またよくわからん名前を付けおって」とお思いの諸兄も多いとは思いますが、この名前は19世紀にイギリスで建造されたティークリッパー(紅茶を運ぶ船)で当時行われていたティーレース(紅茶を運ぶ速度を競うレース)用に建造された帆船で最速記録を更新した船の名前でもありまして、最速を目指すTT機としてはとても縁起のいい名前だろうと思い機体名として提案させていただきました。

また、機体名決定に伴い今年度機体の三面図も完成しました。

写真 2014-05-07 20 30 31

機体に関して積もる話もありますが、取り急ぎ三面図データを公開させていただきます。

三面図

大学見学

初めまして。吉田です。

初登場なので少しだけ自己紹介させていただきます(^_-)-☆

香川県出身でそのためかがわと呼ばれたり、Twitterアイコンからドアラと呼ばれたりする、WASAの次期設計です。

設計の進捗等今後も登場すると思うので皆さんよろしくお願いします。(^o^)

5月3日から5日にかけて次期代表と名古屋大学、大阪大学、京都大学の見学に行ってきました!!

 

まずは名古屋大学Air Craftさんは全組試験真っ最中でしたが見学させていただきありがとうございました。機体が組みあっがっていくのを見るのは楽しいですね!!

そして、名大といえば・・・・・!!

恒例のマウンテン登山です!!Bm8WAZFCYAAyzmrいやー改めて見ると・・・

そして!!

BmsO33ZCIAAccwI

無事、登頂成功しました(*^▽^*)

 

4日は大阪大学albatrossさんの見学です。

あれ・・・。

写真がない(ノД`)・゜・。

アルバと言えば無尾翼機ですね。その主翼の大きさに圧倒されました。

また、駆動部やペラについて詳しくお話をきかせていただきました。

 

その後、飛行神社によってきました(*^▽^*)

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WASA14年のますますの発展、15年度機体の安全な飛行、14度機体Cutty Sarkの安全な飛行を願ってきました。

 

その後京都大学Shooting Starsさんにお邪魔させていただきました。

荷重試験真最中でしたが見学させていただきありがとうございました。

次期代表は初TF:ACM、初荷重試験:Shooting Starsという・・・。

また、作業場も見学させていただき、いろいろと勉強させていただきました。

 

このように、短い時間でしたが、楽しい旅でした(*^-^*)

 

最後になりましたが見学を受け入れてくださった3大学の皆様、ありがとうございました。