設計者
この項目では、WASA鳥人間プロジェクトとしての設計者について記述しています。それ以外の用法については「設計者(曖昧さ回避)」をご覧ください。
設計者(せっけいしゃ)とは、WASA鳥人間プロジェクトにおける役職。機体の設計を担当するものを指す。単に「設計」とも。
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目次
1 WASAの役職としての設計者
2 設計者の具体的な仕事
3.1 空力設計
3.2 構造部材
3.3 炭素繊維複合材の発注
3.4 三面図・設計提出書類の作成
3.5 各種試験の実施
3.5.1 回転試験
3.5.2 重心試験
3.5.3 荷重試験
3.6 試験飛行の実施
3 倦怠
4 関連項目
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WASAの役職としての設計者
WASAにおいて設計者とは、チームが製作する人力飛行機の外形、構造などを決定し、その年の機体の特徴、性能を左右する基本的な設計を行う者である。
通常1人ないしは2人が担当し、目的にあった飛行が行えるよう設計を決定する。
他チームにおいても同様の役職が存在するが、各チームごとにその担当する範囲は微妙に異なる。しかしどの設計者も基本的には機体製作に関して最終決定権を持っている。
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設計者の具体的な仕事
WASA27代の設計の主な仕事は次の通りである。
空力設計
機体の空気力学的性能を決定する。
構造設計
WASAでは各パートに構造設計担当がおり、基本的にはそれぞれのパートごとに構造設計が行われる。
設計者は外形とともに、その部材を支える骨組みに当たる一次構造部材の強度計算、選定を行う。
炭素繊維複合材の発注
人力飛行機において一次構造部材はCFRPであることが多い。現在WASAではCFRPを外注しているため、その仕様について決定する設計者が発注も同時に行う。
三面図・設計提出書類の作成
鳥人間コンテスト出場希望チームは全て書類審査が課されている。前回大会で優勝したチーム以外は出場できるか否かがかかる重要な審査である。
この提出書類、三面図を作成する。
各種試験の実施
人力飛行機の制作においては、様々な試験が行われる。その実施は設計者が責任者となり実施される。以下に主な試験を記す。
回転試験
プロペラを回転させる試験。駆動系の不具合を発見する。
重心試験
機体の重心を測る試験。機体の重要なパラメータである。
荷重試験
主翼に荷重がかかったときに、実際にどのような変形を起こすかを調べる。
試験飛行の実施
製作した飛行機を飛行場に持って行き実際に飛行させる。さまざまな調整を施すことで、実際に飛行しうる飛行機へと調整してゆく。
これは上の各種試験のひとつだがひときわ重要であり、回数も多いので別に記した。なお、なぜ「飛行試験」で無いのかは謎である。
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倦怠
あーあ、飽きちゃった。もう疲れたからもし暇だったら今度足しときます。うん。
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関連項目
・WASA
・人力飛行機
・鳥人間コンテスト
・航空力学の基礎
・パソコンの前から動けない
・「設計まだ?」
・「設計の人見かけないけど何やってるの?」
・「あ、あのひと設計なんだ。久しぶりに見た」