こんにちは.設計の尾内成美(おないしげよし)です.
先日(3月8日),2度目の荷重試験を行いました.
定常時に必要な1Gおよび発進時に必要な1.2Gの荷重をかけ,問題なく終了しました.
解体後に桁の外観・内部検査を行いましたが,クラック等はありませんでした.
(1.2Gをかけおわったところ)
ここから本番翼製作・機体製作が本格化してきますね.
WASAは機体製作・運用ともに安全第一で進めていきます.
それでは.
こんにちは。WASA2016年度執行代代表の平井元康です。
僕の飛ばなきゃならないワケは、WASAのほかのメンバーたちとは少し違います。
「WASAのみんな、一人ひとりの飛ばなきゃならないワケを叶える」
これが僕の飛ばなきゃならないワケです。
もちろん、夜遅くまで苦しい思いをして作った機体が琵琶湖の空を自由に駆け抜ける姿が見たいです。飛んで飛んで、そして優勝してやりたいです。
しかし、2015年の琵琶湖で代表を引き継いでから半年以上たった今、そういう「自分」の飛ばなきゃならないワケよりも、毎日一緒に機体を作ってきた「みんな」の飛ばなきゃならないワケを叶えてあげたいという気持ちの方が強くなっていました。
「人力のみという厳しい条件の中で自在に飛びたい」
「プラットフォームでロールアウトしたい」
「ほかのどのライバルもやってない、新たな挑戦をしたい」
こんなチーム全員の飛ばなきゃならないワケを叶えてあげたいです。
WASA全員、一人ひとりの飛ばなきゃならないワケを琵琶湖で叶え、みんなで喜び合えるよう、あと5か月、がんばっていきましょう!
32代代表 平井元康
みなさんこんにちは.2016年度執行代設計責任者の尾内成美(おないしげよし)です.
今,鳥プロみんなで「飛びワケ」書いてますね.それでは,僕の「飛びワケ」です.
空を飛ぶ,というのは,とても気持ちの良いことだと思います.
小さいころ,ゴーカートに乗ったり,河原でバイクに乗ったり,
たくさんの乗り物に触れていました.
そのどれもが面白いものでした.ただ,地面にいる限り,
「自在に」動き回れるものではありませんでした.
大きくなって,
旅客機に乗りました.セスナも乗りました.
ウルトラライトプレーンに乗ったこともあります.
グライダーに乗れる,航空部に入ろうと考えたこともあります.
「自在に」飛べる道を,いくつか選ぶことができました.
でも,僕はそれらを選びませんでした.
「人力のみ,という厳しい条件の中で自在に」飛ぶ,
もしくはその設計・製作に携わるというほうが,
絶対面白いと思ったからです.
琵琶湖は,どのチームも目指す場所です,
ただ,僕は,琵琶湖に,もう一つの思いを重ねています.
琵琶湖は,人力飛行機にとって,一番広い空であり,
パイロットは自在に飛ぶことができる.
だから,琵琶湖で
『飛ばなきゃならない』
32代全体設計 尾内 成美
はじめまして。プロペラ班1年(…もうすぐ2年ですね。まだ一女を名乗っていたいものです。)の齊藤慧です。初めてのブログで拙いとは思いますが、今後も書いていくと思いますので、これからよろしくお願いいたします!
さて、ひな祭りの朝、私たちは1本目の本番ペラの積層をしました。この積層では、試作2本目同様に圧力を低めに設定した上での真空引きを行い、昨年度は用いていなかったピールクロスを用いています。(真空引きしてる間に浸出してくる余分な樹脂を吸収してくれて、それごと剥がせるやつですね。)
リブ接着後のペラの様子はこんな感じでした!後縁はエポでコーティングしています。
カーボンクロスにエポを染み込ませて被せ、次にピールクロス、ブリファブをかけて真空パックへ…。そして、現役7人揃って仲良く真空引き!皺伸ばし!(OB様2名の監修付き。メロンパンおいしかったです。ありがとうございました。)
翼根の部分の皺を伸ばすのが結構大変でした…精進します。
さて、次の日の朝、開封してみると…!
(写真は大まかに成形した後)
ひどい皺や大きな変形はなくなかなかきれいでした!
個人的な感想としては。練習積層の時は私は開封していないので、今回初めてピールクロスを剥がすという作業をさせてもらったのですが…、余分な樹脂はしっかり吸ってくれているわ、積層後とてもきれいに剥けるわで、ピールクロスに思わずきゅんきゅんしてしまいました…!!
2本目の積層は3月中旬を予定しているので、また頑張ろうと思います!
交流会が近づいてきていますね。いらっしゃる方はみなさん是非よろしくお願いいたします!ご教授ください!
33代 齊藤
こんにちは。フェアリング班長の田仲です。
今日はフェアリング班員の飛ばなきゃならないワケを紹介します!
32代 班長 田仲
班長として、そして32代の一員として、飛ばなきゃならないワケが大きく3つある。
①WASAの機体が琵琶湖に飛ぶのを見たい
一昨年は出場できず、去年はプラットホームで棄権。
まだWASAの機体が琵琶湖を飛ぶのをこの目で見たことがない。
現役最後の今年、絶対に見届けたい。
②プラットホームでロールアウト
1年生の頃から「フェアリングはプラットホームでパイロットが乗って初めてロールアウトする」と聞かされてきた。しかし去年はそれができなかった。
一度もフェアリングがロールアウトするのを見ることなく引退なんてしたくない。
③応援してくれる人にTVで伝えたい
作業の休みが不定期なのでバイトは派遣をしているが、派遣先に行くたびにいろんな人に出会う。
そこでは同年代で夢を追う人たちがたくさんいる。鳥人間の話をするとみんな応援してくれる。
たまに会う高校の同期や中学校の時の先生も鳥人間を応援してくれる。
この1年間で出会い、応援してくれる人がとても増えた。「絶対TV観る!」と言ってくれる。
WASAで1年間頑張ったことをみんなにTVで報告したい。
だから僕は今年の鳥人間コンテストに出ないといけない。
WASAは琵琶湖のプラットホームから飛ばないといけない。
32代 フェアリング設計 しだ
WASAのフェアリング班に入ってから2年が経とうとしています。
WASAに入って作業をしていくうちにフェアリングの繊細さや美しさがどんどんわかるようになりました。今ではフェアリングの設計を担当しています。
自分が手がけたフェアリングは魅力がいっぱい詰まっています。
そんなフェアリングをテレビデビューさせたい。
琵琶湖で飛ばしたい。
32代 Y.N
私はたくさん失敗をします。
そのせいで家族を悲しい気持ちにさせたことが何度かあります。
だからこそ鳥人間コンテストに出場し、家族に成功した姿を見せて、安心させたい。
「上京してからも頑張ってるよ」ってことを伝えたい。
そのために私たちで作りあげた機体を飛ばしたい!
機体を飛ばすために、引退まで尊敬できる仲間と共に頑張り続けることを誓います。
33代 M.F
私が鳥人間プロジェクトに入ったとき、文系学部の友達に
「なんでまた鳥人間なんかに入ったの(笑) もっと遊んで楽しそうなサークルにすればいいのに」
と笑われたことが忘れられません。このとき上手く言い返せなかった自分に対する悔しさがずっと残っています。
彼女たちに“私は鳥人間プロジェクトで楽しんでいること”、“WASAはすごいということ”を伝えたい。
そのためには琵琶湖で良い結果を出すしかありません。
そして、いつも一緒に愛情を込めて機体製作をしているフェアリング班の先輩方が、
琵琶湖の空を飛ぶWASAの機体を最後に笑顔で見ている姿を見るためにも、
今年、WASAは琵琶湖に行って飛ばなきゃいけません。
33代 伊藤
昨年、泣く泣くプラットホームでのロールアウトを見送らざるを得なかった31代の先輩達の悔しい思いを受け継いだ32代の先輩方の姿を見るうちに、何としてもプラットホームでフェアリングをロールアウトさせたい!!
33代 A.N
今までテレビでしか見てこなかった鳥人間コンテストを、去年の夏に初めて目の前で見て言葉にできない感情になりました。一年生だったこともあって、まだ客観的に見えることも多かったです。なので今年こそは1から作り上げた自分たちの機体を飛ばして感動を味わいたいです。
33代 K.Y
私が飛びたいわけは、やれることは全てやりたいからです。今私が直面している多くの物事はやれるものばかりです。しかし、中にはやれないもの、出来ないものもあります。その様な中“飛ぶ”という事はやれる事だと私は考えています。だから、私は飛びたいのです。
フェアリング班7人には7通りの飛びたいワケがあります!
2016年 フェアリング班一同
こんにちは、ここには初めて投稿します32代電装班長です。
電装班は今年、大きな転機を迎えました。
それは他のどのライバルもやっていない、新たな挑戦をすることです。
私が鳥人間コンテストを知ったのは6年前、同時に大学に入ったら飛べることも知りました。
それから6年後、私はみんなの努力や涙、喜びがたくさん詰まった機体をつくるためにこの場にいます。
だが、足りないものが1つ、それは結果。
だからこそ、今年は優勝しなければならない。
飛ぶからには、優勝したい。
新たな挑戦がWASA優勝につながるように、今日も順調に作業を進めています。
また鳥コンでお会いしましょう。
これからも挑戦し続ける電装班に応援をよろしくお願いします。
次は、電装班班員による飛びたい訳です。
・人は空を飛ぶことは出来ない。かつて「空」は前人未踏の神域だった。人は神に近づく為に努力した。
努力結ばれ、今では「宇宙」まで活動領域を拡げる事ができている。
(残念な事に宇宙に行ったことで神は他の神域に居ることがわかってしまったようだ。)
しかし、一度考え直したいことがある。
飛行機で空を飛べる、ロケットで宇宙へ行ける。
だが、それで「空を飛んだ」気になって良いのだろうか。
確かに、体験的には飛んでいる。しかし、先人が苦労して「飛んだ」のとそれは本質的に同じだろうか。
エンジンなんて無粋なものに頼らない。
人力で、苦労を、悔しさを、希望を踏み台に「飛ぶ」。
それこそ本質、かつて人々が目指した空への到達方法ではないだろうか。
私は空を飛びたい。
なぜなら、体験的な飛ぶに満足出来ないからである。
・新歓広報をやっています。
そこで、
多くの小、中、高校生たちに、わさにはいって琵琶湖を飛びたい!
と思ってもらえるようなかっこいいWASAの姿を見せたいと思います
・中学生の時に、初めて鳥コンの放送を見て、
「大学生になったら鳥人間のサークルに入って鳥コンに出たい!」
とずっと思ってました。
琵琶湖は憧れの舞台です。
・地球の重力では、
我々を縛ることはできない
そのことを証明する
以上電装班員による飛びたい訳でした。
皆の気持ちを一つに鳥コンまでの間、製作に精を出していきます。
今後とも応援をよろしくお願いします。
(動くしゅよっくん)
以上、電装班からでした。