初めまして。WASAの今年のパイロットの萩原涼太です。
私の飛ばなきゃいけないワケ。
それは『俳優になりたい』です。
わけが分からない。それが鳥人間コンテストとどういう関係があるのか?と思う方も多いと思いますが。それが関係大有りなのです。
鳥人間コンテストといえば毎年恒例の全国区の番組で、何千、何万という人が毎年この番組を楽しみにして見ているわけです。さらに主催しているのが日本テレビ系列の讀賣テレビ。
売れる俳優になるためには実力があるだけでは駄目なのです。そこには運という要素が非常に絡んできます。様々な人に注目されるチャンスが必要なのです。
そのチャンスが鳥人間コンテストなのではないか!
私はそう思ったわけです。
しかし、出場するだけでは、注目されるわけがない。ダイジェストで終わってテレビにほとんど映らない可能性がある。
だから優勝しなくてはならない。
飛ばなきゃならない!
将来の夢へ一歩近づくチャンスがそこにあるのだから!
そんなわけで私は今WASAと演劇サークルの二つのサークルで活動している。
だが、鳥人間でならなきゃいけないワケはほかにもります。
それは単純に「空が飛びたい」という理由です。
私は「空を飛ぶ」というのは人類共通の夢だと思っている。でも大概の人はあきらめる。なぜなら人は空を飛べないから。
僕はそれをあきらめきれなかった。
飛行機に乗っても、バンジージャンプをしても、空を飛んでいる気はしなかった。
だから人力飛行機で、自分の力で、空を飛びたい。
そう思ったのです。
だから私は空を飛びたい。鳥人間コンテストで空を飛べれば自分の夢が2つも叶うかもしれないのだ。
最後に、私は演劇サークルに入る際にこのWASAを辞めようと思っていた。
しかし、空を飛ぶことの素晴らしさを私に説き、辞めることを止め、演劇活動をするという私の我儘を聞いてくれた先輩方、仲間には感謝したい。
彼ら、彼女らへ感謝するためにも私は飛ぶしかないのだ。
とにかく私は飛ばなくてはいけない。
というか飛びたい。
飛びたいのだ!
以上、まとまっていないかもしれないがこれらが私の飛びたいワケである。
32代パイロット 萩原 涼太