UFOについて

おひさしぶりです!翼班長の露崎です。作業に追われ更新が滞ってました。すみません。

前々回、接着材試験のことを書きましたが、今回は接着剤試験によって決まった瞬間接着剤UFOについて書こうと思います。

UFOは発泡用瞬間接着剤で今年からWASAではリブ固定の際に使用しています。使用に関するメリット、デメリットを書きつつ使用方法を述べますね。

まずメリット!

①粘性がないのでリブと桁の間に吸い込まれていく                            桁とリブの隙間にしみこむので、桁とリブとの接着がしっかりできる。また、昨年までのスーパーXの場合と違い、リブ固定の直前に接着剤を塗るためピッチの精度上昇につながる。

スーパーX使い方

これはスーパーXの場合。

重力式で、取り付け角の線と罫書き、糸が一致したら、一度固定位置からリブを赤い矢印方向にずらし、スーパーXをつけまた戻す。というステップを踏まなければならない。

 

ufo使用モデル

それに対し、これはUFOの場合。取り付け角の線と罫書き、糸がそろったらその状態で接着剤を流し込める!

養生テープをとった後、養生テープ側からも流し込んでます。水っぽく粘性がないので盛りみたいにならず軽いので反対側からやっても重くなりませんよ。

 

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こんな感じで使ってます~~

 

 

 

 

②瞬間接着剤のためすぐ接着でき次の作業に移れる。                          1リブずつ固定していくので次のリブを固定しているときにはもうほぼ固まっていますね。

③軽い                                                           1本で28gほど入っており、2本あれば全リブ固定が可能です。試作やらで3本目買いましたが

続いてデメリット

①早く固まるので修正がききづらい                                      スーパーXの時は動かなくなるまで5分弱くらいかかり、かつ弾性接着剤なのでリブ調整もしやすかった。しかしUFOは2分くらいで動かなくなりかっちり固まってしまうのでリブが折れそうで怖いですね。。。そこでWASAでは仮固定と言って最初は1点(中央、内翼では2点)だけUFOを垂らして固定をし、その翼のピッチの精度がよければ、一周流すというようにして使ってます。点でと言ってもしみこむので仮固定には十分です。仮固定で精度が悪いリブがあった場合、手で力を加えるか、カッターで軽く切るかで接着を剥がし、再度接着を行っています。

②リブを固定後にリブを取り外した時の処理が大  変                                                           どうしても固定後にリブがダメになってしまった場合の後処理が面倒くさいです。スーパーXの場合、手でこすれば大体とれるのですが、UFOの場合しっかりついてしまいます。

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こんな感じになってしまうので、カッターでうまく取らなければならなくなっちゃいます。桁を傷つけないようにやるのが怖い!

 

 

 

③キャップが閉まらなくなる                                                           使用しているとだんだんキャップが閉まらなくなってきて、虫ピンをさしておくようになります(笑)使用後に虫ピンは途中まで差し込んで、使用直前に奥までさして抜くというようにしないとでなくなってしまいます。虫ピンを抜くのに毎回ラジオペンチ使ってます・・・108644

 

左が新品、右が使用後。虫ピンが刺さってますw

使用の時ちょくちょく垂れるので汚くなってしまいますね。容器と手が接着されないように注意です

 

長くなってしまいましたがこんな感じですかね。

ロールアウトまで今日入れてあと5日!最後の追い込みです。翼班はあと1翼です。その1つもプランクも終わり、スポイラー調整とミレファンのみ。今日、明日は新歓合宿で人も少ないので、たぶん火曜日にロールアウトします!

ロールアウトしたらまた書きますね~~

31代(15執行代)翼班長 露崎 活人

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