どうも、WASA壁ドン部2015年度部長の大矢です。
更新期間開いてしまって申し訳ございません。
最近は壁ドンだけでなく床ドン・天ドンにも挑戦しております。
さて、ペラの話ですが、今回は治具のお話について書こうと思います。
まず前回の試作治具の問題点のまとめから
①分割点が明確に定まっていない→分割点がリブを傷つける可能性大(傷ついた)
②板のはめ合いが正確じゃないので桁中心がズレる→リブ間の隙間が発生
①について
丸で囲んでる場所の分割点を何も考えずに適当に決めたら
リブ接着の時に大変なことになりました.
何個かリブが死んで作るときになんでもっとちゃんと考えなかったのかと後悔しまくりました.
②について
使ってる治具は252mmの板が丁度入るようになっているのですが,新しい方法だと、リブを作るときにこの治具を使うので,板を250mmで作って多少抜き差ししやすい方が良いかなーと思ったのですが,これが後々大惨事を引き起こしまして……
このわずか(?)2mmの隙間があるってことは,リブ間の桁中心が2mmズレる可能性が出てくるわけです.なので,そのズレが出ないように板を片方にずらして(ズレが出ないように片方に押し付けて)マスター貼ってリブを作らないと,リブ接着してみたら画像のように
リブが上手くはまらないよ!楽しい!!
という現象が何回も起きて,見事に僕の精神をエグッていきました.
(簡単な計算をするとズレが2mmでリブ間が50mmなので,正常に接着された時に比べて
θ=atan(2/50) =2.2906°
のズレが起きて、ペラの大体中間の翼弦、。長の150mmのところで
x=150*2*π*2.2906/360=5.9967[mm]
後縁または前縁に隙間ができることになります.)
試作をして以上2つの大きな問題点が見つかったのでThermopylaeの治具はちゃんと対策をして作りました.
①については、x座標の最大値で分割することに(☓のところ)
②については
板を250mm→252mmにしてしまうと、フレームの歪みによってまた桁中心がずれてしまう可能性があるので、板の幅は変えずに
板に溝を設けて、さらに治具のフレーム自体に手を加えて桁中心を完全に揃えることに
長くなると怒られるのでまた今度続きを書こうと思います。
昨日無事??テストも終わりこれからまた更新頑張っていくのでよろしくお願いします。
次は翼班長のつゆぽんが書く気がします。