皆さんこんにちは。 設計の森田です。更新が遅くなってすみません。第7回試験飛行報告とあわせて更新します。
第6回試験飛行を5/25,26に富士川滑空場にて2日行程で行いました。この試験飛行から内翼を修正した状態で試験飛行を行っています。
25日の未明。2:00ごろ…このときは風もなく「これは行ける!」と思っていました。
6:00頃 慣らしの1本目を走らせ終わったあと。暴風。
大急ぎで撤収しました。後の考察で分かったのですが、解体時に主翼フランジが桁の突っ込みを止めるストッパーリングごと回転するという前代未聞の事象が起こっていたようです。
26日、風も2時から1.5mほど。それでは動画をどうぞ。
この試験飛行で、3つのことが分かりました。
- 右後輪が荷重がかかった状態ではロックされること。さらに全体的に回りにくいこと
- プロペラ推力が不足気味(もしくはプロペラ失速気味)であったこと
- 中央翼・内翼間のフランジの回転により、ふらつきが発生していること
1,2のうちどちらかが発生していたため8m/s程で機速が頭打ちになっていました。また1が発生していたことによって、右車輪が接地したときに右ヨーが誘起されていたようです。対策として、第7回試験飛行では車軸の変更を行い、さらに2013SkyScraperペラをデビューさせました。
こちらは第7回試験飛行終了後発覚し、そのあとすぐ修正しました。
この試験飛行をうけて実施した第7回試験飛行の記事を次に記します。