こんにちは!設計の森田です。先週の土曜日の荷重試験について報告します。
まず最初に、荷重試験の結果をお知らせします。
1Gを無事クリア。1.3Gの直前にて両重りが地面に付き、中止となりました。
主桁を取り付けられる高さの限界まで取り付けましたが高さが足りず、さらに計算よりも200~300mmほどたわみが大きかったため、想定していた荷重まで行きませんでした。(1.5Gはほぼ地面につくのが確実であるという計算結果ではあった)
予想以上にたわみが大きかったのは、計算に含めていない(含めろよ!)かんざし、フランジの重量に寄るところが大きいと思われます。飛行時はこの重量が、たわみを減らす方向に働くので、飛行時ではほぼ設計通りのたわみになるはずです。
しかも、重りは想定機体重量(29kg)より6kg重い35kg設定ですので、かんざし重量等合わせて考えても、今回1.3G overは確実で、他チームの荷重試験基準と照らし合わせても
十分成功
と言えるでしょう。
さてさて、様子の紹介をしていきましょう。
まず、荷重試験の様子を60倍速でどうぞ。
朝、静けさの漂う理工キャンパス
さぁ、材料実験室に突入するぞ!
土台を固定し、主桁を土台の上に固定します。
ちょっとその前に、今年度新設計の主桁取付部を大公開!高剛性(ゴツい)の取付部です。(実はまだきちんとやすり終わってないのでケブラーぐるぐるなのです)
主桁取り付け中…
取付けて、土台にのせるとこんな感じ
荷重をかけていきます…
そして1G
10.3m/s巡航、最高速度12m/sにして広角しないと入らないこの”超”スパン。
これが、今年度WASAの機体の主桁だ!
別アングル
1.3G。地面につきました
This IS the REAL TAWAMIIIIIIIIIIIIII!!!!!!!!!!!!! YEEEEEEAAAAAAAHHHHHHHHHHHHH!!!!!!!!!!
最後に、荷重試験自重、1G、1.3Gを合成してみました。