尾翼活動夏~理工展

はじめましての人ははじめまして。以前試験飛行の反省のブログ記事を読んでいただいた方々はお久しぶりです。尾翼パートリーダーになりました広岡です。あの時は次期パートリーダーでしたが、今はもう現パートリーダーです。

もうだいぶ前のことになってしまいますが、理工展までは来年の鳥コンに向けて製作の確認のために練習翼作ってその後試験翼作ったりしてました。

今はテールと翼との接合部のカーボンの厚さを変更(2mmカーボン+2mmバルサ+2mmカーボン→4mmカーボン)を試してみたり、トラック詰め込み用の土台の設計やったりしてます。あとは本番用にスタイロスライサーやったりエトセトラ・・・

じゃあいろいろ試験翼でやったことがあるので紹介しましょうーヾ(*´∀`*)ノ



手前が目白祭と理工展展示用に一年生だけで製作した垂直尾翼、奥がその間に二年生が製作した水平尾翼です。

垂直尾翼は一昨年のRe:sの時の翼を、水平尾翼はいろいろいじったRe:s’onの時の翼です。試験翼では以下のことを行いました。

・リブ間隔を広くした

・肉抜き

・プランク厚の変更

・リブ立ての変更

・桁キャップの変更

が主な変更点ですね。

後縁材が黒くなっているのはカーボンじゃなくてガラスクロスに黒の塗料を混ぜて着色しただけです。展示用。

まず、リブ間隔についてですが、本番用のリブ本数を左右1本ずつ減らしてリブ間216mmとしました。結果的にこれくらいの間隔で大丈夫、ということがわかったので本番でも200mm前後にするでしょう。

次に肉抜き。これは元主翼PLさんが製作した主翼の肉抜き(ブレーシングワイヤー位置とか)用エクセル(詳しいこと、本来の使い方は主翼PLさんが書いてくれるでしょう)を尾翼用にいじってもらったものを使いました。肉抜きの位置、リブ厚に対しての肉抜き径などはF-tecさんのを参考にさせていただきました。F-tecさんありがとうございました。今回の肉抜きは製作上の問題点などの確認のためですし、それに肉抜きリブは解析できてませんので本番ではやりませんが、その次の本番(2013年度)では肉抜きリブが使えるよう解析をしていこうと思っています。

次にプランク厚。主翼と同じく3mmから2.5mmへ。これは結果的にうまくいったので本番でもやります。

・次にリブ立てです。これは今までと一番違いますし、他のリブ立てについも書きたいので別の記事で詳しく書くつもりです。

簡単に言うと固定用マスターの廃止。レーザー墨出し器の使用。基準リブと基準治具。改善点はありますが、これによって基準がしっかりするので今までよりも前縁、後縁ともに比較的簡単綺麗に出せると思います。あとは固定用マスターを作らなくて良いので製作時間の短縮や長期的に見てコストの削減(シナランバーを買わなくて良い)とかでしょうか。あとは垂直を見ることができるのでテールの取り付け部の垂直出しの基準として使うことができる、モックアップの時とか使える、などいろいろ応用できるのでレーザー墨出し器はあると便利だと思います。安いのでもまあまあ使えます。

次に桁キャップ。これは桁キャップをバルサからスタイロに変えたのですが、リブ立ての時良いことがないのでバルサのままとします。

試験翼については以上でしょうか。

続いて取り付け部についてです。カーボンの厚さを変更(2mmカーボン+2mmバルサ+2mmカーボン→4mmカーボン)し、荷重試験を行いました。大丈夫だったので本番でもやります。

リブ立てについて、翼土台について、それと今考えているプランク切り出しについてはまた別の記事にするつもりです。

じゃあまた!

イッピー!(・口・)ノ

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