「駆動・フレーム」カテゴリーアーカイブ

学生会館の不死鳥 ~反逆のエリザベス~

エリザベス「こんにちはだみょん!前回の駆動班回でも登場した駆動班非公認公式キャラクターにして可愛いの代名詞ことエリザベスと」

小林「はじめまして!今回初登場にしてエリザベスの飼い主でもある駆動班員の小林です!」

「今回はみょんとみょんの主である小林くんと駆動班の紹介をするみょん!」

「早速ですが今回の主役エリザベスについて前回の駆動班回で駆動班長が紹介したみたいですが…」

「あれ全部嘘です」

「そもそもエリザベスはWASAの部室に置き去りにされて捨てられそうになったのを僕が拾って飼い鳥にしたので出身や誕生日がわかるわけないです。」

「捨て子だから年齢すらも自分で覚えてないんだみょん…駆動班長にはもう少しデリカシーを持ってみょんの紹介をしてほしかったみょん…」

 

「さて、前置きはこれくらいにして駆動班の作業を紹介していきたいと思いま~す。」

「今回はいつもの作業紹介と違うみょん。みょん達は今回…」

学生会館に来ているみょん!」

学生会館のWASAの部室では電装班がずっと作業しているイメージがあるけど駆動班も部室を使って作業をします。」

「みょんも昔よく駆動班の人達を見かけたみょん!多いときはほぼ毎日一日中作業していたこともあったみょん!」

「みょん?そこでYouTube見ながら一人カラオケしているのは…

 


この前一人でディズニーCに行った駆動班長の田中くんだみょん!顔出しNGだから顔は隠しているみょん!」

「今回はこの歌の上手い駆動班長がNCを動かしているところを見せてもらうよ!」

「えぬしー?それはどんなことをするんだみょん?」

 

「NCの正式名称はCNCフライス盤エンドミルをコンピューターで動かして材料を切削加工する加工機だよ。駆動班ではカーボンプレートを加工した部品をよく作るけど、その全部をこれで作っているんだ。」

「この箱の中に機械があるみょん!駆動のパピルス美味しそうだみょん!」

「それでこれはどうやって動かすんだみょん?」

「まず設計ソフトで三次元モデルをつくるよ。これを基にNCを動かすためのプログラムを別のソフトでつくるんだよ。」

「このソフト見たことあるみょん!Solid Worksだみょん!前にうちのパイロットもいじってたみょん!」

「次に加工するカーボンプレートを切るよ!カーボンプレートを切りたい部品の大きさに切ってNCの中にセットするんだよ!」

「すごく固そうだみょん…どうやってこれを切るんだみょん?」

コッピングソーでカーボンプレートは切れるんだよ。切るときカーボンの粉がたくさん出るから防塵マスクを着けて切るんだよ。(ここで切ってるのは僕です。)」

「すごくカーボンの粉が出てきたみょん!真っ黒になっちゃうみょん!」


「カーボンプレートが切れたらそれをNCの定盤に固定するよ!固定には両面テープを使っているよ。」

「定盤に色んな部品の形の跡が付いているみょん…たくさん使っているのがよくわかるみょん。」

 

 


「固定したらさっき作ったNCのプログラムを読み込んでNCを動かすよ。完成まで予定では1時間40分って表示されているけど、実際には1時間くらいで部品ができると思うよ!」

「それまでずっと待ってるんだみょん?大変そうだみょん…駆動班長はまた一人カラオケし出したみょん…」

 

 

「…ところでさっきからそこでパソコンいじりながらニヤニヤしている天パの人は誰だみょん?」

「あれは共産主義者にして電装班長のマイケルだよ。いつもソ連国歌を聞きながら作業しているよ。」

「電装班には面白い一年生もいて楽しい人達だみょん!ここでは一緒に作業しているから話し相手にもなってくれてるみょん!」

 

 

「それはそうと、そろそろ部品ができたみたいだよ。」

「部品の形になってるみょん!すごいみょん!」

「定盤からはがすとこんな感じ(下の写真)になるよ。このあと他の部品とはめ合いやすりをしてこのカーボンの部品は完成するんだ。」

「大変だみょん…今回は一時間くらいで終わったけど、他の部品はどれくらいの時間で切り出せるんだみょん?」

 

 


「ものによるけど、複雑な形状の部品は4時間くらいかかるときもあるよ。ほぼ1日中NCを動かしている時もあるくらいだしね。」
「結構大変な作業だみょん…いつも作業場で作業することが多いけど、学生会館での作業もすごく大変だってことがわかったみょん。」

 

 


「それはそうとバンジージャンプの器具見つけたみょん!これすっごく楽しいみょん!」

「人の話くらい真面目に聞けよ。帰ったら焼き鳥にするぞてめえ。」

「ギェェェェェェェーーーーー!!!!!」

 

「はいというわけで今回は駆動班の学生会館での作業を紹介してきました。いかがだったでしょうか?
多少説明を端折ったところがあったのでわかりにくかったら申し訳ありません。

鳥コン本番までもう4か月ほどですね。駆動班でも少しずつそれぞれの部品が出来上がってロールアウトが迫ってきています。
もう少しで完成したフレームや駆動部がTFや琵琶湖で飛行機として飛んでいくと思うと不安期待でどうも焦れてしまいます。早く飛んでいくところみたいな…。

最後にエリザベスをひよこだと勘違いしている人が多いようですがこいつはトキの雛鳥です。

それではまたどこかで、最後まで気を抜かず機体作成をしていきます!

これからもよろしくお願いします!

 

WASA2018年駆動班執行代 小林 由央(よしひろ)

駆動班の作業をのぞいてみると……

こんにちは、駆動班の非公認キャラクターのエリザベスだみょん。
僕のことを知らない人もいるかもしれないから軽く自己紹介をするみょん。

 

出身は早稲田の学生会館だみょん。

誕生日は9月7日で今年34才になるみょん。

正直最近老いを感じるみょん。

年はとりたくないみょん・・・。

さて、今日は駆動班が作業しているらしいからちょっとのぞいてみるみょん。

 

 

ん?あれはなんだみょん?

翼桁が床に置かれているみょん。

 

 

 

これは主翼の取り付け部を接着しているところだみょん。

取り付け位置と角度を調節してから接着するみょん。

治具には溝が掘ってあって、その溝と罫書き線を合わせることで取り付け角度を調節できるようになっているんだみょん。

みょ?あっちでは何をやっているんだみょん?

 

 

あ、これはフランジを接着しているところだみょん。

翼土台にアルミフレームを取り付けているみょん。

フランジを垂直に立てるための治具にしているんだみょん。

 

 

 

今日はいろいろと駆動・フレーム班の作業を見れて楽しかったみょん。

今日も一日頑張るぞい!

駆動班の最近の活動!!

はじめまして、こんにちは!

WASA鳥人間プロジェクト次期駆動フレーム班長の遠藤です。

さっそくですが最近の作業について話したいと思います!

駆動班では12月後半ごろからフレーム接着の作業に入りました。

この作業は、ズレを減らすために水平な定盤の上で行いました。
接着時は精度が要求されるので普段より慎重だったと思います。

↓のようにフレームを接着できました。

あとは盛り表面処理積層をして……

ついに18年度機体のフレームが完成しました!!

みなさん(特に現班長の田中さん)お疲れ様です!

フレーム接着の間、他班の作業が中断されていましたが、それも解禁され作業場がまた賑やかになると思います。
精一杯、新記録を出せるよう機体を製作していきますので応援よろしくお願いします!

駆動班次期班長 遠藤

駆動班はいったいどんな作業をしているのか…

こんにちは!

18執行代駆動フレーム班班長の田中裕樹です!
僕からは 駆動フレーム班はどういう作業をしているのか についてお話します。

駆動フレーム班は駆動部の製作を担当しています。
駆動部とは  “ パイロットの漕ぐ力をプロペラまで伝えてプロペラを回すための機構 ”  のことです。

駆動部に使うものはチームによって違い、
チェーン
シャフト
ベルト
などを使ったりと様々です。
WASAでは駆動部にチェーンを使っています。

仕組みは自転車と似ていまして、自転車の車輪にあたるのがプロペラだと思っていただければ、プロペラを回す仕組みのイメージが湧くかと思います。写真だとこんな感じですね↓

他にはフレーム翼の取り付け部パイロットが座る椅子などなど色々なものを作っています。
フレームとは、機体を作るときの骨組みとなるものです。
下の写真がコックピットの写真です。左がbeforeで右がafterです。
コックピットにパイロットが座る椅子を取り付けたり、フェアリングを取り付けたりして機体を作っていきます!

WASAはまだまだ発展途上のチームです。強豪チームの仲間入りができるよう頑張りますので応援よろしくお願いします。

駆動フレーム班 班長 田中

あけましてフレーム接着

しばらく空いてしまいましたが…あけましておめでとうございます!
設計のにーがたです
大学が、1月6日だけ授業あるのクソだとぼやきながら年末年始フレーム接着をしていました
むしろそこに授業があるおかげでこっちに居座る口実ができたのでありがたかったです()

twitterでもご報告した通り.クリスマスイブも…

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接着()(OBサンタさま差し入れ有難うございました)

 

大晦日も…接着,そして年始には!

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成人式のころには頼もしい後輩たちの協力のお陰もあり,フレームが完成しました!

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フレーム完成してよかったです.
鳥コン説明会も迫っていますね,琵琶湖目指して機体製作がんばります!

重ねて,2017年もWASA鳥人間プロジェクトをよろしくお願いいたします.

駆動・フレーム班です!

はじめましてこんにちは、33代駆動・フレーム班長の宮川と申します。
代替わりして初めてのブログです。遅すぎますね、すみません。

今回はとりあえず代替わりしてからやったことなんかを書いていきますね。

現在の駆動・フレーム班は1年生7人と2年生2人の計9人体制で活動しています。今年はなんと3人も女の子が入ってきてくれました。実に3代ぶりの駆動女子誕生です。

 

7月30日、鳥人間コンテストが終わり晴れて執行代となってしまったこの代最初の作業は16年度機体Fortisのフレームの解体から始まりました。
「あぁ…夜までパイプまわしてたなぁ…」なんて去年の夏を思い出しつつも割とノリノリでフレームを切っていましたね。

 

鳥コンの片づけが終わったら秋TFの準備です。今代は14年度機体のCutty Sarkで2年ぶりに秋TFをやるということでCSの修復を始めました。

具体的には
・体重かけたらもげた操縦桿の再接着
・エレベータの取り付け部再製作
・リアマウント接合部(通称おにぎり)の再製作

を主にやってました。
切り出し、やすり、接着等様々な工程の復習ができてよかったと思います。

 

目白際、秋TF、理工展と怒涛の秋を終え、現在は丁度その頃届いた桁を開封し冬に行われる荷重試験の準備を進めています。これを書いている最中も真横でCNCフライス盤が頑張ってくれています。

 

中身のないブログですみません。これからは引退まで積極的に更新していきたいと思っておりますのでどうぞよろしくお願いします!
33代駆動・フレーム班長 宮川